中高年 リストラ転職 - 人生の相談相手があなたを救う!
転職活動を良好に進めるためには、今まで通りの規則正しい生活が一番です。早寝、早起きです。家族がいる場合は、もちろん、良き相談相手にもなってくれますので、ある程問題なく規則正しい生活が送れるので心配いりません。特に、子供がいれば、子供の教育上の観点からも、親がゴロゴロしたり、昼夜逆転の生活を送ったりすることはできないはずです。なので、家族が良き相談相手になり、かつ生活崩壊のストッパーになります。
私が、40歳の時に経験したようなリストラを受けて、奥さんから離婚を言い渡されて、家族に相談できなくなり、1人で生活して転職活動をしている場合は、どうしても良き相談相手が必要です。変に自分一人で抱え込むと、転職活動だけでなく、人生が破綻してしまいますよ。
生活のリズムを壊すと奈落の底
私が40歳でリストラを受けたときは、既に家族とは別居して単身赴任していました。そこで、離婚の話が出たのですから生活が荒れることも十分考えられました。実際に、事業所閉鎖のための移管作業をした後は、転職活動に専念するようにとの連絡を受けました。会社に出社せずに自宅待機がOKでした。つまり、何もせずに、家で引きこもりのような状態になった後も、6か月間は、今まで通りの給料が支払われるという状態だったわけです。
仕事と家庭を無くすことが決定した最初の2~3日は、ショックのあまり家に引きこもっていました。夜もあまり眠れなかったので、昼夜逆転の生活になりかけました。一人暮らしですし、嫁さんからは離婚を言い渡されたので、誰も私の生活態度を注意する人はいませんでした。
このままではいけないと思い、すぐさま今まで行きたかったシリア、ヨルダン旅行に行くことにしました。インディジョーンズ魔宮の聖戦の舞台になったところです。死海も訪問して、そこで浮いて読書することも、長年の夢でした。下記の記事に、その時の訪問記を書いていますので、興味があれば読んでいただければ幸いです。
このシリア、ヨルダン旅行のお陰で、引きこもりや昼夜逆転生活に陥ることもなく、心もリフレッシされ、最終的には、規則正しい生活を送れることになったのです。
シリアでひどいガイドにあたっても、自分で行動すれば状況は良くなることを認識し、ひどい環境でもたくましく生きているシリア人に感心しました。そのため、仕事と家庭の両方を失っても、命が取られるような状況ではないので、前向きに生きていこうと思うことができました。それほどシリアでの体験は、あの当時の自分自身を見つめ直すための非常に良い体験になったと思っています。
再就職支援会社の担当者が、良き相談相手だった。
帰国後は、家に引きこもって転職活動するのではなく、規則正しい生活を過ごすために、毎日、朝9時には会社に出社することにしました。、事業所の一角に設けられたパソナの再就職支援スペースに行って、担当者と雑談するだけでも、気分がリフレッシュされました。更には、色々と親身になって相談に乗ってくれることもあり、転職活動にも非常に前向きになりました。そして、転職活動に打ち込みことにより、離婚することの辛さがまぎれるようになりました。
人間はそんなに強くないので、やはり色々と相談できる専門家に悩みを打ち明けることは、非常に効果的だったと今になるとつくづく感じます。私の担当者は50代半ばだったので、40歳の私からしても、安心して色々と相談できました。
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今回の事業所閉鎖によりリストラで、仕事だけでなく、家庭も失われることになったとは、本当に大変でしたね。
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この一言だけでも、気分がかなり良くなりました。
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良いところに転職されて、再婚することを視野に置かれたらどうですか?
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はぁ
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と答えたものの、
「あっ!そうか! 再婚という手があったか!家庭を無くして、このままで一人で生きて行かないといけないと思い込んでいたけど、再婚すればいいんだ。」と心の中で叫んでいました。岡目八目。傍から冷静なアドバイスを受けると、ある意味追い詰められていた自分では気付かなかったことが、目から鱗のように気付けるようになりました。
中高年が、リストラで職を失った時は、転職だけの問題ではなく、人生の問題に直面することが多いと思います。実際に、私がそうでした。離婚を言い渡され、家庭が崩壊するという問題を抱えていました。その時に、相談できる第三者がいることは本当に大事です。思い詰めたり、人生に絶望して、生活が破綻することを、的確なアドバイスによって、回避することができます。私の場合は、再就職支援会社の担当者の方でした。今でもその方には感謝しております。
もちろん、再就職支援会社の担当者には、下記の記事にあるように、的確な転職活動のサポートをいただいたことは言うまでもありません。
結局、転職成功が人生を救うことになる
どんなに強がっても、仕事と家庭の両方を同時に無くした場合、自分自身に自信をなくしてしまいます。ただ、人間は勝手なもので、自分自身が悪いとは絶対思わないのです。なので、運命を呪ったりします。
という幸運が重なり、前向きに転職活動に取り組むことができるようになりました。やはり、40歳の転職は苦労しましたが、離婚を言い渡された奥さんにも助けられ、良い転職先に就職できる幸運をつかみました。下記にその詳細は書いております。
転職活動で成功を収めて、自信がつくとその勢いのまま、再婚も非常にスムーズに、実際に離婚して1年以内に決めることができました。その辺の事情は下記の記事をご覧ください。
結局、中高年男性は、すべてを無くしたとしても、ちゃんとした職を得ることができれば、問題なく人生をやり直すことができることを、私は実体験から実感致しました。結局は、転職成功が、新しい家庭を持つことに繋がり、再び幸せな人生を歩みは始めることに繋がったのです。納得できる転職先が決まらなければ、やはり、再婚して新たな家庭を持とうとは正直思わなかったでしょう。やはり、中高年男性の場合、社会的成熟、つまり経済的基盤とそれなりに尊敬される仕事をもつこと、が明るい未来に繋がります。少なくとも私の場合はそうでした。
まとめ
中高年のサラリーマンが、リストラで転職しなければならなくなった時には、一人で抱え込まずに、信頼できる第三者に相談することを、是非ともお勧めいたします。格好の悪いことは話したくないとか、他人に悩みを話して解決するとは思えないと考えがちです。私もそう考えていました。
ただ、実際に第三者に相談してみて、私の場合はパソナの再就職支援担当者でしたが、非常に助けられ、前向きな気持ちになれたことは確かでした。
逆に、一人で抱え込んで全く相談しないことで、独りよがりになり、転職どころか、生活が乱れて、人生が破綻したという方が、よっぽど格好の悪いです。
とにかく、恥ずかしがらずに、または迷惑をかけると思わずに、信頼できる第三者に相談してみましょう。少なくとも、心がリフレッシュするはずです。上手く行けば、追い込まれていて自身では全く気付いていなかった適切な方向性をアドバイスされ、人生が好転していくことになるでしょう。
騙されたと思って、信頼できる第三者に、転職を含めた人生相談をしてみてください。相談された相手は、信頼してくれていることを感じ、あなたに対して、真摯に向き合ってくれることでしょう。例え何も得られなかったとしても、失うものは何もないはずです。