40歳 リストラ転職 ― とうとう成功!
やっと漕ぎつけた面接での不合格を受けて、意気消沈していた私がいました。しかし、中高年が転職活動で足踏みしているのは致命的な結果をもたらします。兎に角、なりふり構わずに、転職活動をする必要があります。
今までのように必死に転職活動することに加えて、ありとあらゆる知り合いを通じて、転職活動を成功させようとしました。恥ずかしいなんて言っている余裕はありませんでした。そして、この知り合い作戦によって、とうとう成功を掴むことになりました!
強い味方現れる!
30社以上も応募書類を出し続けて一向に「面接にきてください」との返事が5か月間も、もらえないという苦しい時期を過ごすことになりました。そして、面接に呼ばれた会社でも、私の致命的なミスにより、内定を逃すことになりました。その時の経緯は下記にあります。
知り合いによる推薦が転職における秘訣であることを心に刻み込んで、恥を忍んで色々な方にアプローチしていました。その中で一番の決め手となったのが、妻(その当時)の会社の上司でした。その上司がヘッドハンティングで、私が第一希望をしている大手内資企業に部長として転職されたのです。今の会社に入社する前に、その大手内資企業に応募をしていましたが、書類選考で落とされていました。
離婚を言いわたされたものの、家内は私のために、その上司に話をつけてくれていました。なんと個人的に喫茶店で会うことをセットアップしてくれました。会う前に、私の履歴書と職務経歴書は渡していただいていました。もちろん、そんなことが可能だったのは、妻がとても優秀で社内でも業績を上げていて、ヘッドハンティングされた上司にも一目置かれていたからです。
本当に有難いことです。妻には心から感謝しました。そういう意味では、当時の妻も私を憎んで別れたのではなく、別れる選択肢しかなかったのが事実なのかもしれません。その辺の事情は、
に書いてありますので、時間があれば読んでください。
喫茶店で、妻を含めて1時間ほど雑談させていただきました。その際に、8か月前に応募して不採用になったことも包み隠さず話しました。すると、その上司は、
[chat face="上長.png" name="妻の元上司" align="left" border="none" bg="red"]
もう一度応募したらどうですか?最近体制が変わってきたから可能性はあると思いますよ。
[/chat]
[chat face="上長.png" name="妻の元上司" align="right" border="none" bg="red"]
私から働きかけとかは、私自身が入社したばかりだから、できませんが、あなたの経歴と業績なら、きっと目に留まるんじゃないかと思います。
[/chat]
と言ってくださいました。
後から妻に聞くと、私の人柄を判断していたそうで、問題なかったから、応募を進めてきてくれたとのことです。
と思っていたそうです。それが、妻のおかげで誤解が解け、その部長(妻の元上司)と直接1時間もざっくばらんにお話しできたので、チャンスが転がってきました。
「40歳の転職の場合、半年程度前に不採用になったところに、再応募しても可能性はゼロである。」というのが転職エージェント、再就職支援会社の常識です。時間の無駄だからやめろと言われました。
それが、「転職しようとする会社に勤めている知り合いの推薦が決め手」の理論によって完全に覆されました。
成功した面接
一次面接を得意の業績プレゼンで突破
再度、応募書類を出してから3か月後に1次面接に呼ばれました。しかもその面接は、私の今までの業績をスライドで15分ぐらいプレゼンするというものでした。もう、社外シンポジュウム等で何度もプレゼンしています。プレゼン内容に関しては名だたる業界誌で受理されたものであるので、絶対的な自信がありました。
その面接には、公平を期すためにわざとその部長さん(妻の元上司)は出席されませんでした。が、書類選考で強く推薦してくれたことは想像に難くなかったです。
ダイエットの効果も少し出てきている頃で、面接対策の身だしなみもちゃんと気を付けました。その話はこちら↓
http://website.informer.com/visit?domain=fronte1192.com
そして、有難いことに、一次面接のプレゼン後に確かな手ごたえを感じました。
ペットボトルの水
1次面接から3週間ぐらい経ってから、2次面接に呼ばれました。そして、これが最終面接でした。事業を統括している取締役本部長と人事部長の前での面接でした。いわゆる人柄を見る面接です。
面接の前に、秘書さんから控室に通されました。その際に、雑談で、
を伝えました。
[chat face="フロンテ1.jpg" name=フロンテ" align="left" border="none" bg="yellow"]
大変厚かましくて、申し訳ございませんが、最終面談に臨む心構えや対策があれば、どんな些細なヒントでもいいので御教示いただけないでしょうか?
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と頼みました。正に背水の陣です。1社目の面談の失敗のトラウマのため、すごく緊張していました。
すると、
[chat face="女性上司.jpg" name="秘書" align="right" border="none" bg="red"]
お水でもどうぞ。これで落ち着いてくださいね。
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とやさしい言葉をいただき、控室にあった冷蔵庫のペットボトルの水をだしていただきました。その際に、
[chat face="女性上司.jpg" name="秘書" align="left" border="none" bg="red"]
フロンテさんなら大丈夫だと思います。
私は今まで、最終面接に来られた方にペットボトルの水を差し上げたことはないですから。一緒にこの会社で働けることを楽しみにしております。
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と言われました。この言葉のお陰て、落ち着いて最終面接に臨むことができ見事内定を獲得しました。
あとから聞いた話では、その秘書さんはその取締本部長と仲が良く、最終面接者の印象についても意見が求められたりするとのことでした。正直、私は全く想定していなかったです。
私は正直最終面接では、緊張してあまり話せなかったかもしれません。しかし、この秘書さんとの雑談のお陰で、私のコミュニケーションの力を高く評価してもらうことができたのかもしれません。それが、最終的な採用につながったのではないかと、今振り返ると感じます。面接では、何が功を制するかわかりません。最終面接の日は、家を出た習慣から面接が始まっており、家に帰宅して部屋に入ってやっと面背が終わるのだという意識を持たれることをお勧めいたします。
念願の内定をもらう (あっけない印象)
採取面接後、1週間後に人事から電話があり、「内定が出ましたので、入社されますか?」と聞かれました。何の迷いもなく、即答で入社しますと答えました。その当時は、ここで躊躇すると入社取り消しもありうるらしかったです。それから、数日して。人事部長の名前で内定通知書が来ましたが
とだけ書かれていました。
今までいた大手外資系会社では、内定の際に給料や諸条件が記載されていましたが、全く記載されておらず、交渉の余地すらなかったという印象です。実際の内定通知書に関しては、下記の記事をご覧ください。
http://website.informer.com/visit?domain=fronte1192.com
その当時は、この会社は、転職エージェントからの応募も受け付けておらず、「転職エージェントなど通さずとも、わが社には応募が殺到する。わが社に入社できることはステータスだ。」というような前近代的な自負があったんだろうと想像しています。今では、そんな悪習慣もなくなり、転職エージェントを通じての採用が主流になっているとんことです。
実は、私は再就職が決まらないのでかなり追い詰められて、給料が半分になっても転職したいと思っていました。なので、入社条件には無頓着でした。
入社してみて、転職前よりも給料は上がっていて、福利厚生は抜群なことを知りました。
「やっぱ大手内資系会社はすごいわ。」と感謝したものです。もう、一生この会社で働いていこう。と強く決意したのもこの時です。人生の勝ち組になったような気分でした。しかし、人生とは皮肉なもので、10年後の50歳で再び、実質上の事業所閉鎖で職を失うことになるのです><
転職活動も成功裏に終わってみればあっけなかったと言うことはできますが、その家庭は本当に大変でした。最後は、やはり人との繋がりによって、職が運ばれてくることを実感しました。
[box01 title="中高年の転職成功の秘訣"]
転職しようとする会社に勤めている部長以上の知り合いの推薦は、非常に強力である
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実際に、この効力を私は何度も経験しているので、まず間違いないでしょう!
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