中高年 転職 ― 非常に有用な再就職支援サービス
なんと最近は、再就職支援サービスを受けることができるようになりました。驚きです!
実は、私も再就職支援サービスを受けたことがあります。本当に有用で素晴らしいサービスでした。でも、普通に転職する人は、このようなサービスをまず受けることができませんでした。なぜなら料金がバカ高いから、需要があるわけがないと思われていたからです。
私が再就職支援サービスを利用できたのは、当時の会社が、退職を同意した従業員に対して、職を見つけることを支援するために、そのバカ高い料金を支払ってくれたのです。いわゆる、リストラの費用として、捻出されたものです。
再就職支援サービスとは
私が40歳だった当時、事業所閉鎖により、数百人の従業員が新たな職を捜さなければならなくなりました。そのため、会社側が、それぞれの従業員の再就職をサポートする意味で、その当時の大手転職エージェント会社からの再就職支援サービスを契約してくれました。契約料は、何と従業員一人当たり、100万円以上したとのことです。
その時受けたのは、大手のパソナの再就職支援サービスでした。個人では申し込みことはできません。しかし、通常の転職サービスなら申し込めます。
とにかく、職を捜さないといけない従業員のため、手厚いサポートをしてくれました。
具体的には
最大6か月間、みっちりと転職者目線でありとあらゆるサポートをしていただけるようになっていました。
下記の記事も参考にしてください。
転職エージェントとの違い
転職エージェントは、お金を求人企業から貰っているので、求人企業のために動きます。そのため、求人の紹介がメインです。
年収500万円で転職が決まると、転職エージェントには、大体年収の30%の150万円程度が、採用企業から報酬として支払われます。つまり、転職者側に立って、親身で丁寧な支援をしてもらおうと思えば、同じ額を支払わなければなりませんよね。個人でこのような金額を支払うことができますか?まず無理でしょう。
ただ、企業の都合によって、従業員に退職してもらう時には、企業がこの金額を支払ってくれるので、サービスが受けれるのです。すごいですよね。だから、従業員一人当たり、100万円以上支払われているのも納得できますよね!
転職者は、複数のエージェントに登録しているため、転職者のためになるようなサポートを転職エージェントがすることは、基本的にはありません。
具体的には、
下記の記事も参考にしてみてください。
再就職支援サービスからの一番の学び
私が実際に再就職支援サービスを利用できて心から良かったと思っていることは、潜在案件があるとのレクチャーでした。転職者が、求人誌、求人サイト、企業のホームページで募集しているのは、全体の求人案件の10%体であるとのことです。
こんなこと、考えたことがなかったので、本当に衝撃的で、私にとっての大きな学びになりました。
残りの90%は、非公開の求人情報や特定の転職エージェントに依頼した案件があり、もっとも大きな割合としては、そもそも一切の依頼をしていないというものでした。
ただ、担当者は、「応募はしてないけど、いい人がいたら是非採用したいな。」と思っているそうです。
私も今勤めている部署で、正式には一切応募していませんが、人が足りないので、いい人がいたら是非とも採用してもらいたいと心から思っています。なので、この情報は、正に目から鱗で、完全に同意できます。
どのように自分に適した潜在案件をみつけるのか?
「どの企業もいい人がいたら、欲しい」という前提の下、自分にチャンスがないか、自分自身が行きたい会社に直接打診をするしかないと、教わりました。
→ 当然ですよね。聞いてみないとわからないですもんね。恥ずかしがらずに、ダメもとで聞いてみるしかないです。ただ、もしちょうどフィットすれば、採用される可能性は物凄く高くなります。なにせ、募集自体をしていないので、ライバルは皆無ですからね。
どのように潜在案件に応募するのか?
応募をしていないけれども行きたい企業の自分自身に適した職種の部署の事業所長や本部長宛に応募書類を送ります。
→ この時は公になっている事業所の住所に、責任者宛に郵送で送ればいいのです。E-mailアドレスや所長の名前がわからなくても問題なく届きます。
→ くれぐれも、その会社の人事部長宛には送らないように!人事は募集していないという理由だけで却下します。
所長や本部長の名前は、インターネットの事業所紹介や雑誌など対談で分かれば記入できます。もし、名前がわからなければ、そのまま「所長」や「本部長」宛で送れば、そのまま届きます。
実際に応募してどうだったのか?
採用には至りませんでしたが、所長や本部長から直接、非常に丁寧な断りの返事を郵送でしていただくことができました。なので、少なくとも私の応募書類が、採用されたら実際に働く部署のトップの方にまで、目を通していただけたことになります。
通常の応募では、最終面接まで行かないと、所長や本部長クラスに自分自身の職務経歴書等の書類が回ることがないので、これは非常に有難いことです。
ゲキサポとは?
「あなたの人生を売り物にしない」という衝撃的なキャッチフレーズの再就職支援会社です。
料金的にビジネスモデルとして、成立するのかという不安はありましたが、サポート期間を短くして、必要なサポートに絞っていることがわかります。
それでも、自己分析プランだけで22万円もするんですね。先程の項目で、私が料金に関しての説明を読んでもらえば、バカ高い料金でないことは理解できると思います。
下記のゲキサポの記載を読んでもらえば、転職者側に立った転職者のためのサポートを目指していることがよくわかります。
[box01 title="何をしてくれるのか?"]
専属トレーナーと60分の対面トレーニング
週に1回、専属トレーナーとビデオ会議、または通話で60分間のキャリアトレーニングを受けることができます。 一人では難しい自己分析や面接対策、業界研究を、マンツーマンのキャリアアドバイザーがビデオチャットで対応します。
専属トレーナーにチャット相談(無制限)
専属トレーナーにLINE@で無制限にチャット相談することができます(営業時間内)。 孤独で辛い転職活動も、ゲキサポ!キャリアを利用すれば、どんな時でもキャリアアドバイザーがマンツーマンで伴走します。
徹底した独自の自己分析支援
ストレングスファインダーなどを利用し、あなたの自己分析を支援します。 あなたの資質にあった、企業などを明確にし、後悔のない転職活動がおくれるようにご支援いたします。
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辛口で悪いですが、転職者側に立った転職者のためのサポートを受けても、思うような転職先が決まるという保証は一切ないです。
私が体験した事業所閉鎖の時、再就職支援サービスを6か月間みっちり受けても、思ったような再就職先が決まらない人は結構いました。ただ、今までの自分の仕事の棚卸をすることによって、大きな気付きが得られたり、今後の仕事探しの方針を適切に考えることになったのは、私の場合、非常に大きな収穫でした。
無料カウンセリングがあるので、まずはそれで判断するのが無難そうですね^^ 個人的には、再就職支援サービスは、個人ではいくらお金を払っても受けれない状況だったので、選択肢が増えることは、転職者にとっての恩恵に繋がると感じています。
ゲキサポ