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中高年 転職 - 先に決まった会社にするべき?禁断の裏技紹介!

転職する場合は、1社申し込んでダメだったら。もう1社申し込むというやり方をしている方はまずいないと思います。なぜなら途方もない時間がかかりますからね。大抵の方は、複数申し込んで、返事が来た順に面接を受けていくことになります。効率がいいですからね。

ただ、非常に困るのが、第3希望の会社からオファーを貰ったんだけど、第1希望の会社には面接に呼ばれているから、どうしようという状態です。

 

中高年の転職の場合はどうすればいいか、先ず結論から言いますね第3希望でも、先にオファーの貰えた会社のオファーにサインすべきです。

なぜそうなのかを今からお話させていただきます。

応募する順番

当然ですが、自分一番行きたい会社を最優先で応募してください。

中高年の場合は特に、1社に絞るのは危険なので、最優先群として5社~10社はまず応募してください。そして、書類選考の結果をじっくり観察しましょう。

第2優先群を探しながら、2~3週間ほど待てば、ある程度の手ごたえがわかると思います。書類参考の結果、ほとんどがお断りで、その残りは返事が来ない場合は、基本的に第2優先群の会社に応募してください。そして、第2優先群に応募して2~3週間待っている間に、第3優先群の会社を探しましょう。

もし、第2優先群で、書類選考がある程度通過して、面接に呼ばれるなら、第3優先群の会社に応募せずに、第3優先群の会社に本腰を入れましょう。

 

このようにすると、理論的には自分が行きたい会社の内定が、優先順位に従って決まることになります。なので、優先順位の低い会社の内定が先に出てしまって、どうしようかということがなくなるのです。

机上の空論に近いと感じるかもしれませんが、応募しようとしている会社が50社以上あるときは、この優先順位応募方法を採用することをお勧めします。

実際の応募の現状

実際は、中高年の場合は募集案件が少ないですし、書類選考通過率もかなり低いので、10~20件程度なら、すべて応募すべきです。可能性のある案件には、すべて応募するしかありません。それでも、10件ぐらいがせいぜいではないでしょうか?

中高年の転職では高い専門性が要求されますので、自分に合った案件は、新卒の就職とは比べ物にならないほど、絞られていることがわかると思います。

 

→良い募集案件が、後から出てくることは、当然のようにある。   →先に応募していても、会社によって選考に要する時間が全く違う。私の経験では、応募して2日後に面接に来てくださいという会社もあれば、応募してから2カ月も経って、「書類選考が通りましたので、面接に来てください。」という会社もあります。なので、行きたい会社から先に選考結果を貰えるようにすることは、実質上不可能です。2か月も待たせるような失礼な会社は行かなければいいから、ある程度、優先順位順にできるんじゃないのと思うかもしれません。 しかし、その2か月待たされた会社が、私の行きたかった会社で、社会的にも知名度のある超優良企業でした。そして、実際、私はその2か月待たされた会社に、喜んで転職したのでした。

 

なので、第3希望の会社からオファーを貰った際に、第1希望の会社の選考結果が明らかになっていないことは、十分あります。

条件の良い会社の面接に呼ばれているが、既に別の会社から内定のオファーを貰った場合

内定のオファーを保留する。

もし可能であるなら、オファーをいただいている会社に事情を話して、待ってもらうのが一番です。じゃ、どのような理由で待ってもらうのがいいでしょうか?

1)バカ正直に、

[chat face="フロンテ1.jpg" name="フロンテ" align="left" border="none" bg="yellow"] 第一希望の会社の面接に呼ばれているので、その会社がダメだったら入社しますから、第一希望の会社の選考結果がわかるまで待ってください。[/chat]

[chat face="フロンテ1.jpg" name="フロンテ" align="left" border="none" bg="yellow"] もし、選考が通れば、御社には行きません。[/chat]

と言いますか?あなたが採用する側だったら、激怒しませんか?なので、この理由を言った瞬間に、ほぼ100%

[chat face="面接官.jpg" name="採用側" align="right" border="none" bg="green"] 内定のオファーはなかったことにしてください。[/chat]

と言われます。

2)一番良い方法としては、

[chat face="フロンテ1.jpg" name="フロンテ" align="left" border="none" bg="yellow"] 今の会社での、引継ぎに時間がかかるので、数カ月待っていただけないでしょうか?[/chat]

という方法です。まあ、数カ月は難しいと思います。どんなに待ってくれたとしても、2カ月程度だと思います。しかし、「必ず入社します」という入社誓約書を、すぐに提出するように要求されます。なので、文面上は保留するということにはならないのです。内定のオファーを受けたという結果になり、単に入社時期が延期できたということになります。

 

しかし、入社誓約書を書いても、労働者側には法的な拘束力はありません。企業側からのキャンセルは一定の理由(履歴書に嘘があった、犯罪をした)が必要ですが、労働者の我々は、始期の2週間前までには契約をやめること(内定辞退)を予告すれば問題ないのです。たとえその時期を過ぎたとしても、損害賠償を請求されるだけで、入社を強制されたりはしません。

なので、オファーを受けて入社誓約書にサインしましょう。そして、第1希望の会社の選考が明らかになるまで、入社は引き延ばしましょう。第1希望の会社の選考が受かったら、入社を辞退すればいいのです。ダメだったら、いけしゃあしゃあと入社すればいいのです。

 

内定のオファーをそのまま受ける

これはある意味セカンドベストな方法です。不信感を抱かれないために、入社時期を延ばさずに、オファーを受け、入社誓約書にサインする方法です。サインしてから、1か月程度で、第1希望の会社の選考結果が出る場合はこの方法でも問題ないかもしれません。

ただ、入社時期を延ばせるなら延ばした方がいいと思います。もし入社するときに選考結果が出ていなければ、なんやかんや理由をつけて、入社日を引き延ばす戦略を取るしかないでしょう。なので、初めから入社日を、引継ぎのせいにして、引き延ばすのが得策でしょう!

もし、引き延ばせない場合は、そのまま入社するのが手です。第1希望の会社からオファーを貰ったら、すぐに辞めればいいのです。

[chat face="仕事頂戴.png" name="求職者" align="left" border="none" bg="blue"] 入社前に考えていた職場環境と全く違ったので、これ以上勤務することは、御社にも私にも良くないと決断しました。[/chat]

で、振り切りましょう。そのための試用期間ですから。転職後3カ月間はたいていは試用期間として、正社員ではない扱いです。

 

内定のオファーを蹴って、条件の良い会社に賭ける

これは全く馬鹿げた選択肢です。絶対止めましょう!内定を受けて、滑り止めを確保してから、条件の良い会社の選考結果を確かめればいいのです。

なぜ、滑り止めを捨てる必要があるのでしょうか?倫理的に正しいから?「中高年の転職は、生きるか死ぬかです。」家族のために非情になりましょう。

倫理的にダメ? 新卒の新入社員は、平然と内定辞退をしていますよ!新卒の新入社員よりはるかに厳しい状況にいる転職組が、内定辞退をして何が悪いのでしょうか?

 

なぜ入社時期を数カ月程度遅らせてくれないのか?

炎上しているプロジェクトを早急に手当てする必要があるため

私のブログでも書きましたが、すぐに入社して、炎上しているプロジェクトに対応してもらいたい場合があります。その場合は、数カ月なんか待っていられません。

なので、この場合だと、入社時期を遅らせてくれと言った瞬間に、

[chat face="面接官.jpg" name="採用側" align="right" border="none" bg="green"] 弊社の事情から待てないので、内定は出せません。[/chat]

と言われてしまうでしょう。この時は、平然と言われた時期のオファーにサインしましょう。

その後、第1希望の会社の結果が決まるまで、引き延ばしましょう。もし、引き延ばせなかったら、入社してすぐ辞めたらいいのです。

[chat face="仕事頂戴.png" name="求職者" align="left" border="none" bg="blue"] こんな炎上したプロジェクトを丸投げするような会社では勤められません。辞めさせていただきます。[/chat]と言えば、同情を得て、辞めることができるでしょう。

他の候補者への態度を早く表明しないといけないため。

採用側としては、最終候補者を3人ぐらいは選んでいます。我々転職者に、第1希望~第3希望の会社があるように、採用者にも、第1候補者~第3候補者がいます。

あなたが運よく第1候補者だった場合は、あなたが態度を保留したり引き延ばすと、第2候補者、第3候補者に連絡できないのです。第2候補者、第3候補者は、最終面接も終わっているので、会社にどうなっているのか問い合わせてきます。私は、実際に第2候補者、第3候補者だったので、それを体験しました。

[chat face="面接官.jpg" name="採用側" align="right" border="none" bg="green"] 手続きをする人事担当者と部門の最終承認者が、海外出張中でなかなか捕まらないので、もう少し待ってください。[/chat]

[chat face="フロンテ1.jpg" name="フロンテ" align="left" border="none" bg="yellow"]他の会社からオファーを貰っているのですが、どうしたらいいでしょうか?[/chat]

とカマをかけたら(本当は他社からオファーなんか貰っていなかった。)、

[chat face="面接官.jpg" name="採用側" align="right" border="none" bg="green"] フロンテさんの人生を優先させてください。残念ですが、弊社の方を断っていただいても問題ございません。[/chat]

「わたしゃ、第3候補者だな」と確信した瞬間でした。

[chat face="フロンテ1.jpg" name="フロンテ" align="left" border="none" bg="yellow"]いえ、是非とも御社で働かせていただきたいので、謹んでお持ちいたしますので、御高配の程、何卒宜しくお願い申し上げます。[/chat]と答えたのを昨日のように覚えています。

まとめ

内定のオファーは天国への切符。

第一希望でなかったとしても、喜んでオファーにサインしましょう。そして、第1希望群の会社の結果を待てばいいのです。結果がダメだったら、そのままオファーをくれた会社で働きましょう。結果が良かったら、内定辞退あるいは入社後すぐに退職で、第1希望の会社に転職しましょう。

 

ちなみに、私はオファーをくれた会社の内定を辞退したり、入社後すぐ辞めたりしたことはありません。なぜなら、推薦者が転職先の管理職で私の友人だったからです。やはり、法的に問題ないと言っても、友達を失い、人間関係はつぶれてしまいます。

しかし、最大の理由は、幸運なことに、オファーをくれた会社が私の真の第1希望の会社だったからです。なので、オファーを貰った瞬間、他の会社への転職活動は辞めました。

 

みなさんも、是非第1希望の会社に転職できるように、あらゆる戦略を駆使して頑張ってください!

 

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