中高年 リストラ転職後 : 仲良し戦略で居心地抜群!!!
中高年が転職して、すぐに存在感を出すのは生き残り戦略として非常に重要ですが、長期的に職場で居心地よくなるためには、仲良し戦略が素晴らしい効果を発揮します。
幼稚園でもあるまいし、仲良し戦略なんて馬鹿馬鹿しいと思われる方がいるかもしれません。しかし、会社で生き残るには、難しいことではなく、幼稚園で教わることさえできれば十分なのです。
- 大きな声であいさつしましょう。
- 友達とは仲良くしましょう。
- ルールは守りましょう。
- 困っているお友達は、助けてあげましょう。
これができれば、サラリーマンとしては十分快適に会社で生活していけますよ。騙されたと思って、実践してみてください。
結局は人とのつながり
会社の人間関係が大変だと言われる方が沢山いますが、結局は人と人のつながりです。幼稚園生の教わることが本当にできれば、人間関係の素晴らしい職場でストレスフリーです。
基本、職場の人間には善意を持って親切にするが、相手から親切にされることは期待しないようにします。そして、嫌な相手には、必要最低限の関りにして、攻撃されても無視して、「俺、どうせ辞めるし!」と思って精神状態を健康に保つようにしています。
私のいる職場は、基本的に上記の考え方で人に接すると、人間関係が良くなり、居心地も良くなって、ストレスが本当になくなって行きました。しかし、上記の接し方をしても、どんどん人間関係が悪くなり、親切心に付け込まれてひどい目に遭うという方も要られるかもしれません。その場合は、辞めようと心の中で思うだけでなくて、本当に実行して辞めればいいと思います。クソのようなブラックの職場だと思いますので、さっさと辞めて、精神衛生的に良い職場に移られることを絶対にお勧めいたします。
仲良し戦略
E-mailでの遣り取り
●親しい友達に出すようなメールを書くようにする。ただ、あまり砕けすぎた言葉は使わないようにする。
●自分の名前をひらがなで書く
「徳川 家康」と書くより、「とくがわ いえやす」と書いた方が、型ぐるしくなく、柔らかい感じがする。
●書き出しを「徳川様」ではなく、「とくがわ さん」と書いたり、「家康さん」と書いたりして、型ぐるしくなく、柔和な感じを出す。
あだ名
強者は、あだ名っぽく呼びかけてきます。メールでも口頭でも。例えば、「徳川さん」ではなく「徳さん」といった感じで、呼びかけてきますし、メールでも書いてきます。
これは、初対面でしてはいけませんが、ある程度時間が経って、親しくなったら、これは結構好印象です。私の部下に、この仲良し戦略が非常にうまい方がいました。上司の私だけでなく、同僚に対しても、このあだ名戦略を使って、親しい人間関係を作り上げていました。こんなことをされると、ついいつもよりも親切にしたり、人事評価を上げたりしてしまいます。やはり、人間と人間の関係ですから、好かれた者勝ちです!
本音っぽい話
私の上司は、本当に本音を話している訳ではないのですが、結構本音っぽく話したりします。これは、「自分たちを信頼してくれて、こんなことまで言ってくれるんだ。」と、信頼を勝ちることになります。
「人が足りないのは、わかってるんだよ。もう一回、本部長に掛け合ってみるよ。そのためには、こんなにも残業しているという勤怠管理もいるからよろしくね。」
「いや、本部長はこの人員不足の深刻さを分かってくれないんだよね。大丈夫か?この会社?」
「なので、もう少し我慢して!また、行けそうな機会があったら突っ込んでみるから!勘弁して!」
といった感じです。本部長が悪くて、自分はがんばっていることをうまくアピールしてきてくれます。もちろん、私の上司は典型的なサラリーマンなので、本部長の前では、ニコニコして、決して本部長の意に背くことはしません。サラリーマン生活を長くやっていると嫌でも、サラリーマン渡世の世渡りがうまくなっていきます。それも大切な力です!
冷たい感じや上から目線はNG
バリバリのエリート風を吹かせていたり、ロボットのような無機質で機械的な方には、正直親しみは感じません。やはり、人間味のある、どちらかと言えば少し抜けている人の方が好感を持てます。50歳を過ぎると、普通にしていても、機嫌が悪いのかなと思われるぐらいなのに、わざと威厳を保とうとする人がいます。後輩や若手になめられたらダメだと思っているのか、上から目線で話しかけたり、何かあれば指導しようとするのです。このような態度は、はっきり言って逆効果です。
自然体で、礼節を重んじながらも、友達のように振る舞うことが、会社生活で居心地よく過ごせる秘訣です。若手や後輩に対しても同じ態度で接しましょう。すると、困った時には結構手助けしたりしてくれます。
よっぽど変な人でない限り、返報の法則が作用するので、親切にした人や友達のように接した人には、その人からも同じように、親切にしてもらえ、友達のような温かな扱いを受けます。もちろん、逆もしかりなので、会社の同僚、上司、部下のためでなく、自分自身のために、親切にかつ友達のように職場の人には接しましょう。
相手にされなくても、仲良し戦略がお勧め
親切にしても、友達のように接しても、全く反応せずに、不親切でかつ距離感のある職場の方もいます。特に今私が勤めている外資系企業では、そのような職場の方が、内資系企業と比べて、結構いたりします。おそらく、疑心暗鬼だったり、ひねくれた考え方を持っていたり、マジで性格がおかしかったりするのかもしれません。私は、結構そのような態度を取られると凹むのですが、最近は全く気にしないようにしています。「さすが外資系企業、色々な人がいますわ」と他人事のように距離を置いて、開き直っています。気にしてはいけません。
が、そうでないのなら、不親切でも、上手く無視されても、こちらは友達戦略をし続ければ、問題ありません。相手の態度が変わらなくても、周りの人は、あなたのことをちゃんと見てくれています。そして、「ムードメーカー」と言って誉めてくれたりします。実際、私は「周りからムードメーカ」と言われています。50歳過ぎていてですよ。有難いことです。そのお陰もあって、転職してもうすぐ5年目に突入しますが、毎年、会社で居心地が良くなっています!
職場の人間は選べませんし、変な人や気難しい人がいます。そして、職場の人間関係が、会社での居心地や仕事のパフォーマンスに大きく影響します。なので、職場の人間に過度な期待はせずに、反応はどうであれ、自然な仲良し戦略を実行されることをお勧めします。数年後には、驚くほど職場での居心地が良くなること間違いないです!