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リストラ離婚 中高年リーマンの半生

中高年の再婚 婚活

私は、40歳の時に、大手外資系会社の事業所閉鎖により職を失いました。いわゆるリストラです。そして今後どうしようか愚痴りながらも、当時の家内に相談していた時に、一方的に離婚を言い渡され、離婚しました。当時、二人子供がいたのにも関わらず、正に青天の霹靂でした。離婚してから、3か月後には、婚活を本格的に始めて、それから1年後には再婚していました。

この実体験に基づき、中高年の再婚ならびに、そのための婚活に関して、私なりの考えを皆さんにお話したいと思います。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

再婚をするかどうかの前に

 

前妻との離婚が完全に消化されているか?

これは本当に大切です。前妻との離婚を感情的に引きずっていて、もしそれにとらわれているなら、まだ再婚するのは時期的に尚早です。こんな状態で再婚するのは、再婚相手にも失礼ですし、また離婚ということにもなってしまいます。前妻と離婚を自分なりに完全に消化し、何が離婚原因だったかを考えることは、自分にとっても、今後の人生設計においても非常に重要です。

 

あなたは結婚に向いているか?

前回の結婚がうまくいかなかった原因として色々と思いめぐらして、そもそも自分自身が結婚に向いているのかどうかを顧みることは非常に重要です。例え結婚しなくても、事実婚や同棲といった方法もあります。

結婚という制度に息苦しさを感じる、あるいはその枠組みで甘えてしまって、「親しき中にも礼儀あり。」ということが実践できないという方もいるでしょう。結婚は、昔は家と家との契約のようなものでした。未だに、その名残があるので、家族や親戚といった周囲を巻き込むことになります。なので、それなりの覚悟がなければ、再度結婚するということは辞めましょう。

基本的に、他人と一緒に生活することに大きなストレスを感じる人は結婚生活に向きません。また、結婚生活をうまくやって行くには、ある程度の妥協が絶対必要になります。また夫婦喧嘩しても、相手を思いやって折れるところは折れないとうまくいきません。初めからそのようなことができない人は、そもそも結婚に向いていない人です。結婚には、相手が必要ですので、その相手にまた大きな迷惑をかけることになります。迷惑だけならいいですが、相手の人生を狂わすことにもなりかねません。是非、考えてみてください。

 

 再婚に何を求めるかを明確にする。

やはり自分自身には、再度結婚することが必要不可欠であると思い至ったら、なぜそうなのかを考えてみましょう。独り身では駄目で、再婚すれば自分自身にとって良いという理由です。別の言い方をすると、再婚に何を求めるのかを明確にしておきましょう。

例えば、寂しさを紛らわせたいということなら、結婚せずとも、同性の友達でも良い訳です。定期的なセックスパートナーが欲しいのなら、究極お気に入りの風俗嬢に通えばいい訳です。

なので、温かい家庭を作りたい、人生のパートナーとして一生をともにしたいとか、再婚でしか得られないものを求めるようにしましょう。そして、それを得るためには自分ではどんな相手がいいのかを熟考して決めましょう。

逆に、再婚しなくても得られるものであれば、再婚せずに生きていくことをお勧めします。元嫁に、「あなたは私と離婚したら、再婚できないし、万が一再婚できたとしても、直ぐに別れることになるわ。」と言われたことに腹を立てて、元嫁をギャフンと言わせるだけのために再婚するようなことは、絶対にしてはいけません。

そんなことするわけないと鼻であしらわれるかもしれませんが、人間は深層心理でそのような想いを抱いていることがあり、是非気を付けて、自分自身の心の深淵を覗いてみてください。

兎に角、再婚で心から求めるものを明確にして、そのことを常に意識して、再婚するようにしましょう。

 

私の場合は、前回はうまくいかなかったけれども、「温かい家庭を築いて、その家庭を中心として、自分の人生を生きていきたい。」ということが明確になりました。私は子供の頃、裕福ではなかったけれども、非常に暖かい家庭で育てられ、幸せな幼少期を過ごしたので、大人になっても、そのような家庭を築いて、自分の人生の中心にしたいと思っていました。

 

再婚相手と子供を作るのか?

自然の流れに任そう、いや絶対後継ぎが欲しい、子供は要らない、再婚相手に連れ子がいるから子供を作ることは辞めようと思っている、等色々な状況が考えられると思います。

再婚相手とその子供の問題は、本当に大きいことです。その子供の人生もかかってきますから。

絶対後継ぎが欲しい人が、40歳後半以降の年齢の女性と再婚するのは現実的ではありません。すると、再婚相手は、無理なく自然妊娠可能な年齢の方を選ばないと行けなくなります。

私の場合は、前妻との間に二人の子供がいましたので、再婚相手との間に、絶対子供が欲しいという訳ではなかったのです。なので、自然に任せようとのスタンスでした。しかし、再婚相手の今の家内は、絶対子供が欲しかったようです。「女性として生まれて、身体的な障害等がないのに、敢えて子供を産まないという選択肢はしたくない。」「子供を要らないという方とは、やはり結婚できない。」というスタンスでした。

女性の子供への想いは、男性が思っている以上に強いので、再婚後の子供を作るかどうかに関しては、事前に自分の希望を明確にしましょう。そして、その希望に沿った女性をターゲットとして婚活するようにしましょう。

どのような婚活をすべきか?

再婚相手に求めるものや子供を作るかどうかを前項で明確にしたと思います。なので、婚活は、その明確な基準に従って、基準をぶらすことなく進めて行くべきです。

なので、このような基準で初めから選択することのできない婚活パーティは、私の婚活方法としては除外しました。婚活パーティは、誤解を恐れずに言えば、見た目から入って、条件は後からすり合わせる感じです。しかも参加人数は多くても数十人ですので、母集団としては小さすぎます。

また、昔の仲人サービスに近い結婚相談所は、結局はおせっかいなおばちゃんが、「再婚なんだから、妥協しないと」と言って、兎に角、二人をくっつけることに集中して、圧力をかけてくるような印象を得たので私は辞めてしましました。

結局は、「結婚を目的としたマッチングサービス」である婚活サイトが、母集団が何万人と多く、自分の条件で相手を絞ることができたので、私はこれ一択でした。自分の希望条件を相手にあらかじめ告知するシステムなのも非常に良かったです。

念のため、私が実際に利用して、再婚に結び付いた婚活サイトは、「エキサイト婚活」です。

http://fronte1192.com/2020/03/23/40%e6%ad%b3%e3%81%ae%e5%a9%9a%e6%b4%bb%e3%81%ae%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%80%80%e2%80%95%e3%80%80%e7%b5%90%e5%b1%80%e3%80%81%e5%a9%9a%e6%b4%bb%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e4%b8%80%e6%9c%ac%e3%81%ab/

 

話が少しそれましたが、再婚相手への条件を明確にすることで、どのような婚活をするべきかも明確になります。個人的には、母集団も多く、多くの条件が事前に告知され、利用料金も非常に安いので、婚活サイトは是非登録することをお勧めします。「エキサイト婚活」でなくてもいいので!

 

中高年の再婚で一番重要なこと

今まで、再婚相手への条件を明確にして、条件にあった人を選べと言ってきましたが、その条件が、中高年の再婚では一番大事で、決定要因とすべきでしょうか?

私の答えは、明確に「NO」です。「はぁ?」と怒られてしまいそうですが、人は条件で結婚すべきではないと思っていますし、条件のみなら、その条件が崩れたときに、結婚生活は破綻することになります。「じゃ、何なんだ?」と言われれば、その人に恋することができるかどうかです。3回デートして、恋心が芽生えなければ、条件が良くても、敢えて再婚しなくてもいいんじゃないかというのが、私の持論です。

 

「そんなに好きでもないんだけど、嫌いでもないけど、連れ子の生活保障も重要だから、この人と再婚しようか。」というバツイチ子持ちの女性の考え方は、ダメなのか?と言われれば、そのことまで否定するつもりはありません。この場合の目的は、経済的な安定と連れ子のためだと思うので、「恋」なんて悠長なことは言っていられないのかもしれません。ただし、男性もある意味「女性が恋に落ちて再婚するわけではない」ことを認識しておく必要があるでしょう。

私は、結婚は「恋に落ちた人とする」という小さい頃からのポリシーを大事にしているので、あくまでも、「恋に落ちた女性と結婚する」ことに固執していますし、中高年の再婚でも一番大事な決定的な要素であると信じています。

私の実例

再婚相手の条件を下記のように決めて、婚活サイトを通じて相手を探しました。

 

1)バツイチの女性

自分もバツイチでしたので、やはり初婚の女性と結婚するのは気が引けました。自分自身が再婚なので、2回目の結婚式をしたくなかったのもあります。あと、離婚の大変さをしている女性で、結婚に変な夢を持っていないことが一番の条件でした。なので、バツイチの女性に絞りました。

 

2)連れ子がいない女性

自分の実子でない場合、本当に愛情を持って育てることができるか自信がありませんでした。更に、経済的理由から、連れ子のため私に愛情がなくても結婚してくることに疑心暗鬼になっていたので、連れ子のいる女性は絶対に選ばないと心に決めていました。

 

3)できれば、子供を作らず二人で暮らしていける女性

既に、前妻の間に二人の男の子がいましたので、2回目の結婚は夫婦水入らずで、二人だけで暮らしていきたいと漠然と考えていました。

 

結局は、今の奥さんに恋してしまい、3番目の「子供を作らず二人で暮らしていく」という条件は諦めました。今から思うと、この条件は諦めて良かったと心から思っています。やはり、子供がいて温かい家庭が完成形となると実感したためです。

 

言いたいことは、条件は大切なので、条件にあった女性と会うようにしましょう。でないと、私のように恋に落ちてしまし、条件を緩和してしまうことになります。私の場合は、良かったですが、決定的な条件だと、後から後悔することになり、また離婚ということにもなりかねません。

 

恋は盲目です!でも、盲目になる恋に落ちないと、再婚することはお勧めしません^^

 

 

http://fronte1192.com/2020/03/25/40%e6%ad%b3%e3%81%ae%e5%a9%9a%e6%b4%bb%e3%81%ae%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%80%80%e2%80%95%e3%80%80%e3%83%90%e3%83%a9%e8%89%b2%e3%81%a0%ef%bd%9e%ef%bd%9e/