中高年40歳の転職活動 ― やっと面接
中高年転職 面接のお断り
中高年サラリーマンの転職は本当に難しいことを実感できて失意の日々を過ごしました。
潜在案件に申し込んだ際の、大手会社の事業所を統括する部長さんからの本当に丁寧なお断りメールが下記のように送られてきました。彼は今、子会社の代表取締役社長になられていることをホームページで知りました。断られても嫌な気がしない手紙の内容には脱帽です。さすが、ご丁寧な返事を頂ける方は、出世されるんだなと妙に納得しました。
これらの丁寧なお断りの手紙をもらった時にうすうす気づきましたが、「私の専門性は今後斜陽産業になっていく事業の専門性なのだ」ということです。といっても、40歳の中高年サラリーマンが、専門性のない分野に正社員で就職するなんて不可能です。しがみつくしかないのです(涙) 私の気づきは、10年後に確信に変わります。国内大手会社の私の所属する事業所が実質の閉鎖になり、50歳で再度職探しをすることになったからです。40歳でこれほど転職を苦労しているのに、50歳で職探しするなんて無謀であることは、私自身が一番よく認識しております。しかし、それも突破して、給料を上げることができました。その経験を、中高年サラリーマンの皆さんに共有して、少しでも参考にしてもらい、希望を持って貰えたら、うれしい限りです。
中高年転職 面接に向けて
- 能力や業績があることは前提。
- でも、それだけでは面接にも呼ばれない。
- 転職しようとする会社に勤めている知り合いの推薦が決め手 → 秘訣
- リストラされると、精神的に落ち込んで自堕落な生活になる。
- 会社に行って仕事をしなくていいので、時間を持て余す。
- 夜更かし、お酒の飲みすぎ、パチンコなどのギャンブルへはまる可能性が高まる。
生活のリズムを崩して、健康にも悪影響がでると、再就職ができなくなるという元も子もない結果につながりかねません。
中高年転職 アドバイス1
そこで、再就職支援会社からは、下記のようなアドバイスをいただきました。
[box01 title="毎日の就職カレンダーの例"]
月曜日 - 自宅で、インターネットを通じて潜在案件を掘り起こして応募
火曜日 - 再就職支援会社に行って、最新の募集案件をチェックし応募
水曜日 - 自宅で、潜在案件を掘り起こし、及び面接対策
木曜日 - 再就職支援会社に行って、個人面談及び今後の対策を練る
金曜日 - 休み (あまり根を詰めすぎないため)
土曜日 - 休み (リフレッシュも大切な転職活動の一環)
日曜日 - 発行される求人誌や紙媒体(新聞を含む)の求人欄をチェックして応募
[/box01]
中高年転職 アドバイス2
[box02 title="重要な点―再就職支援会社から教わったこと"]
1)1日も早い就職を望むこと - 失業保険の給付金をもらってゆっくりするなどとは考えない。ブランクが空くと再就職はしにくくなる。
2)中途採用は即戦力である。なので、今までの経験をできるだけ生かせる職場を選ぶ。
3)毎週のように書類選考や面接がダメでも、落ち込む必要なし。
4)どうしてもダメなら、方針を変えて、新しい分野に挑戦する。その時は、給料が下がることにこだわらない。
[/box02]
そうこうしているうちに、やっと一社から面接に呼ばれることになりました。地方に私が勤める事業所はありますが、国内大手です。やった~~~!ガッツポーズで天にも昇る気持ちでした。
中高年転職 まとめ
[box03 title="まとめ"]
下手な鉄砲も数撃てばあたる。→やっと1社から面接に呼ばれた
企業は中高年の転職者に何を求めているのか
仕事の能力のある人
- 業績を上げてくれる。
- 計画性、プロジェクト遂行能力がある。
- 仕事への情熱がある。
- 仕事上の壁にぶつかっても解決能力がある。
一緒に働きたい人
- 一緒に仕事しやすい、コミュニケーション力のある人
- 社風に合う人
- コンフリクトが発生しても、調整能力のある人
[/box03]
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