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リストラ離婚 中高年リーマンの半生

中高年 転職 ― 必勝のルール

シリア自分探し旅行から帰ってきて、現実に引き戻されました。しかし、たった10日間でしたが、思いっきりリフレッシュされました。見てみたかったアラブの国。

独裁国家での最悪な旅行ガイドに、自分が行動することによって打ち勝った経験で自信が持てました。更には、独裁国家で力づよく生きている人々の様子をみて、リストラされたり、離婚されたりの環境のせいにするのではなく、そんな環境に負けずに力強く生きていこうとの決意が持てました。

あの最悪な旅行ガイドが、リストラ会社であり、離婚を言い渡した家内であると思うようにしました。そして抗議(行動)して、まともな旅行ガイド、つまり新しい転職先と新しい再婚相手を勝ち取ってやるぞ、殺されてもいい気持ちでぶつかっていけば大丈夫だ!お土産のお菓子まで手に入るぞという気持ちになりました。やっぱり、旅はいいものです。

中高年転職 まずルールを決めた

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自分が試行錯誤で見出した職探しのルール

"]

1)誰よりも早く動く。―再就職支援会社や会社が用意する求人を待たずに。

2)自身の条件に合った気に入った仕事なら、後からもっといい仕事が見つかるのではないかと思わず、そこに決め手しまう。

3)事業所閉鎖によるリストラなら、事業所の仲間と積極的に情報交換する。

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中高年転職 誰よりも早く動く

これが一番の鉄則です。事業所閉鎖の場合は、会社が再就職支援会社のサポートを、ひとり当たり100万円以上支払って用意してくれます。更に、その事業所が、関係会社に掛け合って、特別枠としての同様な職を用意してくれるようにお願いしてくれます。大手企業で、数百人規模の事業所閉鎖なので、優秀な人もいるので、関連会社がOKするのもうなずけます。

また、管理職は、一般職の方の次の転職先が決まるまで、自分自身の転職活動は、控えるようにとの通達を受けます。実際、私も受けました。事業所閉鎖の原因には、十分な利益を上げられなかった管理職の責任もあり、上司として部下の就職先をまず確保する責任があるというものです。管理職として、入社して1か月も経っていない私は、「はぁ?」ってな感じでした。

更に、事業所が閉鎖されるので、グローバル本社に必要な業務は移管されることになり、その移管作業が終わってからの転職活動ということで、割増退職金を出すことになるので、違反者には割増退職金はださないと、ある意味脅されます。

しかし、そんな会社からの飴と鞭の言葉に惑わされてはいけません。

[box02 title="すぐ行動です"]

  • 履歴書、職務経歴書をblush upする。
  • 転職会社にコンタクトを取って、応募する。
  • 同時に、自分でもインターネットで職を探して、応募する。

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数百人の事業所閉鎖の場合は、同じ技術や経歴を持った人が沢山います。その人たちが一斉に職を探し始めるのです。先んずれば人を制す。

その事業所に10年以上勤めていた部長が、真っ先に動いて、部下がほとんど転職先を決めていないのに、自分だけ決めていました。事業所内でも大きな問題になりましたが、結局の何のお咎めなしです。

理由は、事業所閉鎖で家族を路頭に迷わせないように取った行為であるからです。事業所閉鎖を決定した経営陣が、その部長を懲戒処分して、割増退職金も出さずに、新しい転職もつぶしてしまったら、必ずその部長は会社を訴えます。訴訟が公になれば、この場合会社の評判が落ちて、日本での売り上げに大きく影響すると考えたのでしょう。部長がお咎めないのですから、課長や係長、一般社員がお咎めある訳ないです。

中高年転職 自身の条件に合った気に入った仕事なら、後からもっといい仕事が見つかるのではないかと思わず、そこに決め手しまう。

「幸運の女神には前髪しかない。後ろ髪はないんだ。」という言葉があります。いい仕事は迷わず決めてしまわないと、やっぱり後から「あの仕事にしておけば良かった。」となっても後の祭りです。特に、中高年の転職の場合、贅沢は言えません。今の職場と少し落ちるくらいの条件なら、私なら喜んでそこに決めてしまします。

特に、事業所閉鎖の場合は、同じ経歴の人がひしめいているので、迷っていると、同じ事業所の人があなたの職を取っていってしまいますよ。私の経験上、内定を書面でもらえても、有効期限は1週間以内で、基本的には2~3日以内で、とても同時並行で、他の会社の転職活動の結果を見てから決まることはできないのです。

その当時の私が転職したところは、超保守的な大手内資会社だったこともあり、電話で内定をだして、その場で行くかどうか返答してくれでした。もちろん、第一希望だったので、「有難く受けさせていただきます。」と返事しました。返事した後、給料や福利厚生の内容が分かったといった経緯でした。外資系の会社では、給料や条件を提示せずに、入社するかどうかを言えなんて、まずない話です。その当時は、まだ緩かったのですね。今では、その大手内資会社も、必ず給料や諸条件を提示してから、あるいは提示内容を交渉することもできるようになりました。

そのため、自分が希望している会社、職種から応募していきましょう。あまり希望してないんだけど、行けそうだからとりあえず応募しておくかは絶対やめましょう。事業所閉鎖の場合は、社内での転職先や同じ業種の特別枠を用意してくれることもありますので、初めから妥協して行きたくない会社に応募するのは絶対やめましょう。

 

中高年転職 事業所閉鎖によるリストラなら、事業所の仲間と積極的に情報交換する。

在宅勤務で職探しOKになっても、事業所に通い積極的に情報交換するようにしましょう。当時の私の場合は、昼ご飯を会社の食堂で食べる時が格好の情報交換の場所でした。みんな色々と動いています。特に自分と同じ年代の似たような職種の人達との情報交換が役立ちます。

「何を言っているんだ。同僚といったも彼らは競争相手じゃないか?変にこちらの転職活動情報を出すこともできないし、彼らもまともな情報を出してくれないでしょう。」→ 確かにその同僚が、転職活動最中ならそうかもしれません。でも、その同僚がある程度満足する転職先を決めてしまった場合は全く状況が変わってきます。

もう書類にサインして、割増退職金ももらえることになった彼らはルンルン状態です。そして、どのような転職活動をしたかも詳細に話してくれます。彼らの詳細な転職活動は、本当に参考になりました。また、「私はもう決めてしまったから仕方ないけど、この募集はいいんじゃない?」「この転職エージェントは良かったよ。紹介しようか?」「面接の時は、ここを気を付けたよ。」と、本当に協力的になってくれます。転職が決まった同僚から得ることのできる転職活動情報はどれだけ有用かは、身をもって体験しました。

競争相手だとは思わず、いつものように仲良くして、ワイワイガヤガヤ話すだけでも、ストレス解消には本当に役立ちます。しかも、有用な情報が聞けるとなったら一石二鳥です。もちろん、自分からも有用な情報は共有してあげるようにしましょう。情報を与える人のところに情報は集まるのですから。

中高年転職 教訓

[box03 title="明るい未来を描いた中高年の職探しの教訓"]

  1. 誰よりも早く動く。―再就職支援会社や会社が用意する求人を待たずに。
  2. まずは妥協せず、自分の希望する会社、職種に積極的に応募しましょう。
  3. 自身の条件に合った気に入った仕事なら、後からもっといい仕事が見つかるのではないかと思わず、そこに決めてしまいましょう。
  4. 事業所閉鎖によるリストラなら、事業所の仲間と積極的に情報交換する。ストレス解消にもなる。

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