中高年リストラ転職 - 嘆き悲しんだ
前向きになるために私が取った行動
[box05 title="私が取った行動"]
1)今までを振り返って、1人で嘆き悲しんだ。
2)シリアに自分探しの旅に出た。
3)明るい未来を描いて、職探しをした。
4)その後、婚活をした。
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中高年リストラ 今までを振り返って、1人で嘆き悲しんだ。
これは立ち直るために本当に大事なことです。誰も見ていないところで思いっきり嘆きましょう。私の場合は、事業所閉鎖によるリストラだったため、自宅待機で良かったので、自宅にいることがありました。事業所がかなりの田舎にあったので、3LDKぐらいのマンションに一人で住んでいました。家賃が東京に比べれば本当に安価で、会社からの家賃補助もあったためでもあります。ずっと家に閉じこもっているのも気が滅入るので、散歩に行ったりすると、小さな子供を連れたお母さんたちが公園にいたり、マンションの近くで井戸端会議をしていたりでした。その当時の自身の子供たちを思い出し、本当に情けない気持ちになったものです。
離婚に関しては、どうにか家内に泣きついて待ってもらうという選択肢は確かにありました。しかし、リストラされて今後のことをどうしたらいいか嘆いて相談しているときに、離婚したいと一方的に主張して、弁護士までつけて、話をしてきたのです。私は、ギャンブルをしたこことも、借金をしたことも、浮気もしたことも、家内に対して暴力をふるったことも一切ありません。小さい子供が二人いるとはいえ、バリバリのキャリアウーマンで私より給料のいい家内が、離婚を要求してきた事実は、まさに青天の霹靂でした。実際は、それまで、離婚の話は一切出ていませんでした。あの時は、私も弁護士をつけて慎重に交渉すれば、離婚回避という選択肢もあったのかもしれませんが、リストラ+離婚というダブルパンチのため、精神的に非常に参ってしまい、正常な判断ができなかったのだと思います。色々な事実を客観的に眺めた時、離婚するのが正解だとの結論に達しました。色々とその時は考えましたが、本能的に離婚した方が絶対二人のためになると判断したことが一番の理由です。
あと、愛情がなくても結婚を維持している人はいますよね。「結婚を維持するのは、愛情とは全く関係なく、維持しようという意志である。」この意志がなくなった時、結婚が維持できなくなり離婚にいたるのではないだろうか? だから、私の知り合いの家庭などは夫婦の愛情は全くないのに結婚生活が維持されているのであろう。彼らの場合は、結婚生活維持の理由が子供であると思います。ある意味、羨ましくもあり、全く羨ましくもない状況であります。究極には、家内が私との結婚維持の意志が無くなったのでしょう。そう思って、離婚は受け入れました。お互いの愛情とは関係なしにという意味です。
私の場合、精神的に参っていたのと、恥ずかしく情けなかったので、誰にも相談せずに一人で悶々としていました。ただ今から考えると、カウンセラーに相談していればかなり救われてたのではないかと正直後悔しています。
一番いいのは、会社の従業員をサポートするホットラインですが、その当時はリストラも関係していたため、会社側が利益相反になるようなリストラ案件の法的な相談は受け付けないといったことから、不信感を持っていて、相談しませんでした。その代わり啓発本を必死で読んで救いを求めようとしました。皆さんは、できれば政府機関かボランティア団体のホットラインに相談することをお勧めいたします。
啓発本の言葉に、「人生の決断に間違いというものは決してないと考えます。決断はいつも正しい。そしてその後の生き方がその決断の良し悪しを決めるのではないでしょうか?もし~だったらということは考えません。存在しない「if」を考えても無駄だからです。それよりも、今後~しようと先を考えたほうがよっぽどプラスです。」がありました。それを何度も読み返して、やっと前向きに考えるようになれた気がしました。
中高年リストラ 教訓
[box03 title="教訓"]どん底に落ちた時は、我慢せずに一人で思いっきり嘆き悲しもう。自分一人で啓発本とかを咀嚼して素早く立ち直れるならいいけど、やはりちゃんとしたカウンセラーに相談して、第三者の意見も取り入れ、できるだけ早く前向きになるのが得策であると思う。[/box03]
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